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YAU station

YAU,Tokyo,2023

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楽町ビルの 10 階、YAU(有楽町アートアーバニズム)の拠点にある、 元応接室を「情報の集まる部屋」へ設計する試み。 広々とした元執務室とエントランスのあいだに位置するこの部屋は、フロアの中心にあるため、現在ここで活動をするアーティストが、この部屋​の印刷機でコピーをしたり、ものを借りたりするような情報のハブになっている。しかし、しつらえがないため、いろんなものが置いてある混沌とした部屋になっていた。そこで私たちは、この部屋を「YAU station」と名付け、様々な情報がひとつの場所に集まっても、ごちゃつかずに全ての情報が一望できるよう、空間を整理した。

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bubble wall

YAU,Tokyo,2023

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もともと、執務室として使われていた空間に置く、間仕切り壁のデザイン。 間仕切りとして使う期間は最低2〜3ヶ 月という要望から、壁にしかならないものをデザインするよりも、別の用途でつかえるものをデザインする方が YAU の空間にふさわしいと思った。そこで、私たちは多くの人にとって馴染み深いバランスボールで間仕切りをつくった。 土台となったロッカーはこの空間にばらばらに配置されていたものキャスターをつけて、可動性を付加した。 結果、壁として機能しながら、初めて訪れた人が壁を崩すように自由にバランス ボールを取って座ったりする。

「座って作業をする」ためにデザインされ たコワーキングスペースの中で、ボールでごろごろしたり、まとめてソファにして寝たり、跳ねたりできる、あそびのある動的な環境が生まれた。

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コーディネーター:山本さくら, 森純平

施工:Rikako Shiomi, Manaka Yamazaki, Kakuru Oda, Jiro Kusaba, Riko Yuki

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bubble sofa

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